ワンクリックで月の業績振り返りレポートを出力できます。
また、印刷もできるので店長会議でそのまま利用できます。
月次レポートを出力する
- Web版Airメイト
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- 月次レポート
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サイドメニューから「月次レポート」を押します。
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レポート表示後、印刷用画面を表示をクリックすると、ブラウザの印刷ボタンから印刷できるレポートが出力できます。
店長会議などで印刷して利用する場合は、印刷用画面の表示後に印刷をしてください。
※iPadでご利用の場合は、印刷の際ずれが生じますのでご注意ください。
出力の設定
前月よりも過去の月や、出力店舗を選択できます。
出力店舗選択は、店舗別分析を表示する店舗を選択できます。
全店舗成績表を表示するにチェックを入れた場合、選択している店舗の成績表が表示されます。
※全店舗成績表:全店舗分の売上・FLコスト・利益・年度合計を一覧化した表です。
※店舗別分析:店舗ごとの売上分析・メニュー分析・人件費分析です。
「全店舗成績表を表示する」のチェックボックスの状態により、表示パターンを選択できます。
印刷して会議で配る際に、各店舗に全店舗分の一覧のレポートを配布したい場合はチェックをつけてください。
各店舗にその店舗のレポートだけを配布する場合は表示する店舗の選択を変更し印刷してください。
出力したレポートで業績を振り返る
全店舗成績表
出力の設定で「全店舗一覧表を表示する」にチェックを入れることで出力されます。
複数店舗の1ヶ月分の売上・人件費・原価・利益・年間売上の指標を一覧で確認できます。
各店舗の主要指標を確認し、改善すべき点を明確にした上で、この後の店舗ごとの分析ページで課題を深堀りしましょう。
売上分析
売上を、ランチ・ディナー・店外のカテゴリに分けて分析できます。
※前年同月のデータがある場合は、カテゴリごとに前年比較ができます。なお、前年同月のデータがない場合、前月のデータで比較を行います。
前年との売上差がランチ・ディナー・店外ごとの客数・客単価のどこで生まれているのかを売上への影響で表示しているため、打ち手を検討すべき要素が一目で確認できます。
※税率8%で会計された商品、または「テイクアウト」「出前」の分析タグがついた商品のみで構成される伝票を「店外売上」として集計します。
税率10%と8%の商品が混在している伝票は、「店内売上」として集計され、ランチ・ディナーの売上に計上されます。
※売上のカテゴリ分けをしたい場合は、「基本設定」で設定の変更をしてください。
Airレジで設定した分析タグに合わせて、フード・ドリンク等の分類をしています。
分析タグが設定されていない商品は、Airメイトが商品名から予測して分析タグを設定補完しています。
売上詳細分析
売上をランチ・ディナーごとにさらに深掘って分析できます。
前年同月・前月のデータがある場合は、目標と共に当月の売上・客数・客単価をコース・アラカルトごとに比較できます。
アラカルト客単価はフード・ドリンク・その他の3つに分けたものを確認でき、注文点数や注文単価まで深堀りできます。
売上・客数・客単価の曜日平均・時間帯平均の来店客数も確認できるので、客数・客単価のどの部分が変化しているのかがひと目でわかり、打ち手を検討できます。
商品分析
ランチ・ディナーごとに、分析タグのフード・ドリンク商品の上位商品と下位商品を確認できます。
上位商品では、新しく上位商品に食い込んだ商品が一目でわかるので、主力商品の変化を確認できます。
人気商品の出数が落ちてきている場合は、店舗の看板商品開発に注力しましょう。
下位商品の中で、オペレーション負荷が高いものや、食材ロスの要因になっているものがあれば、積極的に商品変更や廃止の検討をしましょう。
さらに詳細に商品分析をしたい場合は、「商品分析」で実施できます。
人件費分析
人件費ページでは、曜日別の人件費率傾向や、日ごとに人件費改善のポイントを確認できます。
まずは曜日ごとの人件費率を確認し、どの曜日を改善すべきかを把握しましょう。
※Airシフトで打刻管理または日報で人件費を入力をしている店舗のみ出力されます。
日別の人件費には改善ポイントが表示されます。
店舗ごとの状況を把握して適宜改善をしていきましょう。
・シフト計画超過:シフト時点での想定人件費率が、すでに目標を超過していました。(想定人件費率は、シフト上の計画人件費と、売上目標から算出しています。)
・労働時間超過:シフトよりも打刻実績が多く、人件費目標を超過しています。オペレーション効率化、労働時間の意識づけなどの対策があります。
・売上未達成:売上が目標達成率95%未満と想定より低くなったため、人件費目標を超過しています。早上げや出勤を遅らせるなどの対策があります。
実際の分析例
各指標を見ていくと「エアメイト酒場 八重洲南口店」が全指標で未達となっており、「エアメイト酒場 丸の内店」、「エアメイト酒場 新宿駅前サウスタワー店」が売上の面で好調でした。
未達だった店舗は達成できていた店舗でどのような運用がされていたのか、マネできるポイントはないのかなどを参考にし、翌月以降の達成に繋げましょう。
今回は売上目標、前年比売上が達成だった「エアメイト酒場 丸の内店」の好調要因を見ていきましょう。
「エアメイト酒場 丸の内店」の分析をします。 ランチ・ディナー・店外の区分ごとの売上を見ると、すべて前年UPしており、どの区分でも売上に貢献できていました。
①その中でもディナーでの客数増加による売上の影響値が+70.1万と大きく貢献できています。
②ディナーの客単価が前年に比べ多少低くなっているのが気になる点として挙げられるので、客数増加のために客単価を落としていたのか、意図せずに下がってしまったものなのかどうか確認しましょう。
次にディナーの時間帯での客数・客単価の詳細を確認しましょう。
①ディナー全体としては、アラカルトでの客数・客単価が増加しており、減少傾向にあるコース利用での売上を十分にカバーできていました。
②曜日別の傾向を見てみると週末の平均売上が高く、週明けの月曜日の平均売上も高い傾向にあるので、月曜日の平均売上が高い要因を見つけ他の平日にも応用することで、売上全体のUPが見込めるかもしれません。
①上位メニューの「季節の和風サラダ」の注文率の伸び率がいいので店内ポップなどで看板商品として推していきましょう。
②下位メニューにある商品群は、調理工程が多くオペレーションが複雑になってしまう商品やその商品の為に仕入れをしており食材ロスが多く発生してしまいそうな商品は廃止の検討を行いましょう。
その他のメニューの分析は「商品分析」にてご確認ください。
最後に人件費の分析です。
①目標30%に対し、35.2%と超過しています。
②曜日別に見ていくと、月・火・土・日が超過しており、目標を超過してしまっています。
土曜日の超過の原因は「労働時間超過」となっている日が多いので、翌月は店内状況とシフト状況を見ながらスタッフの早入りや早上げ、こまめな休憩を取り入れるなどシフトで計画した労働時間におさめるように調整し、目標達成を目指しましょう。