「商品分析」画面では、任意の期間、ランチ・ディナー、フードやドリンクといったグループごとに表示項目を選択でき、商品別またはカテゴリー別に、ABC分析ができます。
ABC分析とは
商品の出数・売上・粗利構成比を大きいものから順に足していき、70%に達するまでの商品群をAランク、70〜90%をBランク、90%〜をCランクとします。ABC分析によって商品の現状を認識し、Aランク商品(売れ筋商品)をメニューで大きく目立たせたり、Cランク商品(死筋商品)は思い切ってメニューから外すなど、ランク分けされた商品ごとに異なる販売戦略をたてれば、売上の改善ができます。
商品分析画面を開く
- Web版Airメイト
-
- 分析
- 商品分析
-
サイドメニューの「分析」をクリックし、「商品分析」をクリックします。
商品分析を行う
-
分析する店舗、ランチ・ディナー、期間、分析タググループ、カテゴリーを選択し「表示する」ボタンをクリックします。
- 分析タグはAirレジで設定できるグループです。※現在は飲食店向けに提供しています。
分析タグが設定されていない場合、商品名から自動で予測して設定します。
その場合、商品名横に「予測」のマークがつきます。 - 0円で設定している飲み放題のドリンクや、おしぼり・男女などの商品ではないものを表示したい場合は「0円商品を含む」にチェックを入れます。
- 分析タグはAirレジで設定できるグループです。※現在は飲食店向けに提供しています。
-
「商品別」または「カテゴリー別」をクリックして、表示を切替できます。
「カテゴリー別」ではAirレジで設定したカテゴリーごと分析結果が確認でき、お店のメニュー構成比や売れ筋のカテゴリーを把握できます。
- カテゴリーで「カテゴリー未設定」を選択して「カテゴリー別」表示にした場合、「カテゴリー未設定」は結果に反映されません。
ABC分析の結果を確認する
「出数構成比」「売上構成比」「粗利構成比」をクリックすると、それぞれの指標でソートできます。
- 「粗利構成比」はAirレジで設定された原価を元に算出しています。
分析結果はCSVファイルで出力できます。
分析結果を元に、下記のような施策検討をしましょう。
【施策検討例】
「A」ランクの商品:お店の主力商品なので、メニュー表で目立つような工夫などを検討し、より販売数を伸ばして売上UPにつなげる。
「B」ランクの商品:主力商品のAランクになるように、商品内容の変更や、ポップの設置などを検討する。
「C」ランクの商品:廃止検討を行い、商品内容の見直しや、そもそもメニューから外すことを検討する。
実際の分析例
Aランクに位置している商品は売れ行きも好調なのでお店の看板メニューとしてお客様へのおすすめなどを継続していきましょう。
Bランクに位置している商品はAランクになり得る商品です。
特に「チーズ包揚げ」は出数ではAランクに位置している「鶏の唐揚げ」に劣ってはいるものの粗利という部分では優れた商品というのがわかります。
この商品をAランクに押し上げることができれば、お店にとっての利益も大きく貢献してくれる商品になりますので積極的におすすめをしたり、店内ポップなどで販売促進していきましょう。
Cランクに位置している商品のうち下位を占めている商品に関しては、調理工程が多くオペレーションが複雑になってしまう商品やその商品のために仕入れをしており食材ロスが多く発生してしまいそうな商品は廃止の検討を行いましょう。